六角レンチとタイヤレバー 理想のロードバイクを探して

こんにちは。20歳、大学生です。主に、自転車の組み上げやツーリングの記録をアップします。また写真撮影も大好きです!

第115回 ENVEハンドルステムインプレ!!!


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こんにちは。にしです。

さて、個人的には一番書くのが難しいと感じるインプレをしてみましょう。なぜ、難しいか、ご察しがつくかもしれませんが、使用感は誰が使うかによって様々です。プロかアマチュアか、男性か女性か、カーボンバイクかアルミバイクか、パーツの使用される環境によって変わってきます。しかし、重量や長さだけ書いただけでは、それはただのカタログであり、書く意味はありません。また、言葉にならないことを言葉にするということも自分は難しいと思います。

しかし、何でも挑戦、書いてみます。

インプレするハンドルはENVEのCompact BarとRoad Stemです。

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ハンドルはCCで440mm、ステムは110mmです。重量はハンドルが230gほど、ステムが122gです。純正のハンドルが292g、ステムが216gなので156gの軽量化です。軽さは正義であると思っている自分ではこれだけでカスタム成功だと思います。

アッセンブルしているバイクはキャノンデールのsupersix evo hi-mod discです。

走っている状況を何個かに分けてインプレしていきます。

インプレで比べるハンドルはプロペル純正のエアロハンドル、dedaのZERO100、NITTOのB125です。

まずは0kmからの加速

他のパーツと大きな差はないです。車体の軽さが優先して特にハンドルに助けられているという感覚は無いですね。ダンシングで加速してもハンドルが大きくしならないのは使いやすいですね。

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巡行(レバー持ち)

ここではもちろん差が出てきます。実はこのハンドルを購入した時CCで420mmを探していたのですが、いい商品がなく、CC440mmを購入しました。プロペルで使っていたハンドルがCC440㎜で幅が広すぎて肩が痛くなることが多発していたので、「失敗したかな?」と思っていましたが、ENVEのハンドルではそのような症状が今のところ出ていません。

その理由として考えられるのはハンドルのリーチです。リーチとは上ハンドルの奥行きのことでレバーから上ハンまでの距離です。

これがENVEは非常に短い。短いことで今までと同じ長さのステムを使ってもハンドルが手前にきます。ステムの長さは変わらないので見た目もカッコよくなりステムの振動吸収も使えます。またステムが長くなることでダンシング時に足の動きにゆとりが出てきます。

カーボンハンドルということもありdedanoZERO100と比べると格段に快適です。突き上げやノイズがほとんど手に伝わってこないので長距離を走っても疲労がたまらないです。

といってもふにゃふにゃの柔らかいハンドルということもなく自分で振る分には大きくしなることはないのでコントロールがしやすいことも特徴の一つです。

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最高のリーチ

自分は長い下り坂では下ハンではなく上ハンを持ってエアロ姿勢になり高速で下っていくのですがその時の安心感は非常に高いです。無駄なノイズって意外とバイクコントロールの妨げになるのですが、今まで使っていたハンドルにはない静寂感があるのでコントロールに集中でき、ブレーキにより神経を使える印象です。

巡行(下ハン)

今までのカテゴリーの中で一番違いを感じることができた部分かもしれません。下ハンで巡行するのは緩やかに上りになっているところもしくは追い風がきつい時ですかね。

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下ハンの長さ そしてドロップ

写真だと一目瞭然なのですが、下ハンドルの長さが長いのがわかると思います。そしてドロップ(上ハンと下ハンとの距離)が短い、要するにカーブがきついってことですね。

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これが手になじむのです。

赤丸の部分を握っているときにはカーブがきついので他のハンドルより手の「小指球」(母指球の反対サイドにある肉)の部分に手が当たるので、ホールド感が抜群です。この小指球が当たるかが自分には大きなメリットがあると感じました。ENVEはこのことまで設計していたのかはわかりませんが今までで一番体になじみます。ブーストされる感覚が病みつきになりますね!!

そして、黄色の丸で囲った部分を持って走るとき、このハンドルはフレア形状になっており、CCで2cm広くなっています。これにより安定性が向上します。フレア形状は初めて使ったのですが、良い、広ければもちろん安定します。長く伸びた下ハン部分はほぼ地面と平行になるので体重が乗っけやすいです。

ここまで褒めちぎるパーツは今までなかったと思います。でもそれくらいいいです。「安くて良いパーツ」というものも確かにいいですが、「とても高くてとても良いパーツ」を使ってしまうと後者しか使えなくなります。ENVEはまさに後者の代表格でここまでの完成度だとほかのパーツにも手を出したくなります。

サイクルスポーツのロードバイクをインプレして順位付けする企画で超6は多くのバイクの中で総合3位にランクインしていました。

しかし、ハンドルに関しては難ありとの講評がありました。ということはハンドルをいいものにカスタムした超6は最強なのでは?

コントロール、巡行ともに向上した超6をどんどん乗っていこうと思います。

乗って言ってまた印象が変わるかもしれません。その時はまた、インプレを書こうと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

駅伝見るの楽しいですね。

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