第69回 同じ道をクロモリとカーボンで走ると...
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こんにちは。にしです。
先週土、日に2日連続で豊洲に行くことがありました。
距離は約23㎞、ここで自分は思いついたのです。
カーボンとクロモリで同じ道を走ったらどんな違いがあるのだろう?
ということで、自宅から豊洲同じ道を2つの素材のロードバイクで走ってきました。
家の周りのような短距離では、違いがほとんど出ないと思うので中距離である20㎞強をスピード重視で漕いでいきます。
簡単にバイク紹介です。
まずはカーボンロードはおなじみプロペル。
言わずと知れたレースバイク、硬めの乗り味が特徴、そして前42㎜、後ろ65㎜のディープリムが巡行速度を上げてくれます。
クロモリはこの仕様
NOTONのフレームに硬いアルミホイールSHAMAL ULTRA。ロープロホイールでツーリング向きにカスタムしたのですがいかほどに。
ではまず、数字にできるデータから。天気はどちらも晴れ、無風です。
クロモリにはパワーメーターがついていないので比較できるデータが速度関係のみですが。
驚くべきことは、クロモリの方が平均速度が速かったこと。しかしこれには、仕掛けがあってクロモリ乗ってるとき、全然信号に捕まってないんですよ。新宿まで1,2回しか止まってない。あとクロモリのログが0km/hになってないことが多いですけどちゃんと止まってます。それ比べてプロペルはまぁ捕まりまくりましたね、そして皇居前では一般参賀で車線規制があったりと、走りにくさがありました。
巡行はどうでしょうか。これは数字データには出てこないですね。
これは圧倒的プロペル。巡行がだいたい33,4㎞/hでクロモリより2,3㎞/h速い気がしました。この2,3㎞/hが本当に大きいです。そして、強く踏んでないから足が残り走り続けられる!!硬めのフレームがパワーを無駄にさせません。そしてこれがディープリムの最大の恩恵。速く楽に走れる。
ちなみに漕ぎだしの速さはSHAMALでした。しかし巡行でその差を取り戻せる。
走りのみで考えるとプロペルに軍配が上がります。
次に乗り心地と疲労度についてです。
結論から書くとクロモリに軍配が上がりますね。甲州街道は交通量が非常に多くそれに伴って路面状況が悪いところ(特に交差点付近)が数多くあります。路面が凸凹しているところを走っているときの感覚がクロモリは極上でした。先にプロペルで走ったこともありますが、こんなにも楽に走れるのか、と思ってしまうほど。プロペルはアルミバイクよりは楽なものクロモリとの差は大きく「振動来るなぁ。」と感じます。よって楽さはクロモリです。
何個の観点から書いてみましたがどちらかが優れているということではなくどちらにも長所短所があると言う結果になりました。
では結果から良かったものをすべて混ぜてみればいいということでもないと思うのでフレームにあったパーツをつけていくということになります。そして今回は平坦基調、アップダウンが多い道路、ヒルクライムはまた変わってくるでしょう。
総括すると
走りはプロペル 疲労度はクロモリ。
並な結果になりましたが、これが自分の感じたことです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
なにかカスタムしたい気分です。