六角レンチとタイヤレバー 理想のロードバイクを探して

こんにちは。20歳、大学生です。主に、自転車の組み上げやツーリングの記録をアップします。また写真撮影も大好きです!

第55回 インプレ DURA-ACE WH-7801 C50 TU !!!


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桜が咲き始めて花見ライドに行きたくなりますね。

こんにちは。にしです。

今回はホイールのインプレをしてみようと思います。インプレするホイールは、、

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SHIMANO WH-7801 C50 TUです。

クロモリとカーボンディープの組み合わせは美しい。さて、性能のほうはどうでしょうか。

まずは重量データから

フロント662g
リア  863g
合計1525g 現行の50㎜ディープに比べると重たいかな。でも軽量を特別意識していない自分には十分軽い。

レーシング3より少し軽いですがリムハイトの影響か、とても軽く感じます。

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ハブはもちろんシマノ製。これだけでは本当の軽さとは言えませんが回した感じでは「よく回るなぁ。」と思いました。ニップルはハブ側についているのでディープ特有のフレ取りはタイヤを外さないとできないということが無くてメンテ性が良いです。結局、フレ取りの時はタイヤを外すんですけどね。。。

ハブの切削は角が無くてきれいです。

使用していたタイヤはコルサエリートのチューブラーです。セメント付け。

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タイヤのインプレもしておきます。柔らかくも進みまくるタイヤという感じでしょうか。グリップ力も非常に高く、地面接地面にしかタイヤがついていないのでサイドが柔らかく、乗り味の向上につながっています。結構高圧に入れても跳ねるような感覚がないので走りやすいです。だから私は、ヴィットリア。

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さぁ、肝心の

乗り味

を自分なりに書いていきます。

自分の感想をただ漠然と文章を書いても伝わりにくいと思うので、何個かの観点に分けてインプレしていきます。

まずは

硬さ

硬いか柔らかいといえば、硬いです。でも嫌な硬さではありません。タイヤ、クロモリフレームが衝撃を吸収してくれているともいえるでしょう。車で例えると路線バスが高速で走っているときの突き上げるような大きな衝撃より、コンパクトカーで少し路面が悪いところを走るような、カタカタというような衝撃ですね。

スピード

0-23㎞→ロープロホイールに比べるとスタートは重いです。トルクをかけてスピードを上げていく感じ、引き足使ってるなぁと感じられる。

24-33㎞→ここからがこのホイールの見せ場。空力と遠心力でターボのようにスピードが上がっていきます。小さい入力も倍にして出力してくれてるようです。走っていて気持ち良い。リムの中で反響する音もいいですね!

34km-40km→まだまだ伸びます。向かい風でなければ。ここまでくると風と一体になって走るよう。レー3より速度の落ちがなく、伸びがいいのを実感できます。

登坂

どちらかというと平地メインに使っていたので峠は登ったことが無いのですが、回転で登るよりは踏んで踏んで登っていく感じです。傾斜にもよりますが、ガシガシというよりはサッサッっと踏めます。擬音ばかりですが、想像でお願いします!

ブレーキ

期待しないでください。効きません。悪い意味では一番違いを感じられたところですね。握ってるのになかなか効かない。使いこなすのには練習が必要です。雨の日は自分は怖くて使いたくないなぁ。

ここまでざっとしたインプレでしたが、結論としては

自分には合わないホイールだな、、

という感想です。確かに平地の巡航は非常に優れたものがあり、走って楽しいことは確かです。しかし、自分は高速域の速度の伸びより、0㎞からの立ち上がりの速さが欲しい。峠を走る際の登坂能力が必要としています。ダウンヒル時のブレーキング能力が低いことも大きな失点項目となりました。

また、空力に性能を振っても、フレームまでも空力に振ったプロペルには勝てないことも理由としてあります。ならば山も平地も万能にこなせる、アルミホイールシャマルが良いということになってくるのです。

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役が被っちまう。

繰り返しいますが、良いホイールであることは間違いないです。

カーボンの形成技術が今のように発達していない時期にこれほどの製品を作ったSHIMANOは素晴らしいと思います。

そして販売価格が前後で税込208,714円だったことも驚くべき事実です。どうしても商品というものは販売量が少量になるとコスト回収のために値段が高くなります。現行のWH9100 c60 tuでさえ32万越えです。いち早くカーボンホイールを市場に出したかったのでしょうか。カーボンホイールのパイオニアのような存在ですね。

今回は初めの記事まるまる一つインプレをしてみました。感覚を言葉にすることは難しいですね。わかりにくい部分もあると思いますが読んでほしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

新年度が始まります。2019年度もよろしくお願いいたします。