六角レンチとタイヤレバー 理想のロードバイクを探して

こんにちは。20歳、大学生です。主に、自転車の組み上げやツーリングの記録をアップします。また写真撮影も大好きです!

第50回 ハブメンテのやりかた


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こんにちは。にしです。

部屋の片づけ中、部屋の奥から一つのハブが。ホイールを組む予定もないし、まずクロスバイクについてくるようなハブなので売れないので、処分しようと思いましたが、これはハブメンテの練習材料になるのではと思い、分解清掃の手順を紹介します。

まずは、ハブを開けていきます。左右両サイドに17㎜のスパナをかませてあげると空ける事が出来ます。

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必ずバットの中で作業をしましょう。ベアリングが出てしまって消えてしまうことがあります。

中を見てみると、、、

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ダメだこれ

グリスがダメになってますね。ベアリングはどうでしょうか。

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かけたり割れたりはしていないのでまぁこれでいいでしょう。玉押しは写真にはありませんが、少し削れていました。本当でしたら要交換ですが、練習なのでこのまま。

次にこの腐ったグリスを落としていくのですが、一つ一つ洗うことはできないのでまとめて洗います。ここで使えるアイテムはこちら。

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調理器具の湯切りを使います。これがあれば、ベアリングを落とすことなく、まんべんなく洗う事が出来ます。本当に調理に使っている湯切りはパーツクリーニングには使わないでくださいね。高確率で何かが起きます。

パーツクリーニングをして乾かします。ここは定かではないのですが水は使わないほうがいいです。完全に乾ききらずに、封をしてしまうと中で錆びてしまいます。

次にシェルにベアリングを入れていきます。ここで新しくグリスを入れていきます。

ここは持論ですが、回転系に入れるグリスは質より量だと思います。

グリスが切れるとベアリング、玉押し、シェルまでにもダメージが出てきてしまうので、自分は頻繁に開けることが無いハブはグリスを多めに入れます。多すぎたグリスはでてきますからね。

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安定のデュラグリス

グリスを入れた後、ベアリングを入れ封をします。外すときの逆の手順ですね。

最後に玉押しの調整をしますが、ここが最重要で最難関。ミリの差がハブの性能を左右します。緩すぎるとがたが出てしまい、きつすぎると回らなくなってしまいます。全神経を集中させて、玉押しを回していきます。

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集中

玉押しを調整したら最後にロックナットと玉押しを共締めしていくのですが、玉押しは絶対に動かさす、ロックナットだけ回していきます。ここが難しい!

何回も調整し直しました。

そして完成!

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回転は分解前より良くなりました。ハブを開けることはほとんどないですが、やり方は覚えておいて損はないかなと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回で記念すべき50本目の記事。これからもどんどん更新していきます。

今月中にまたロングライド行きます。どこいこうかな。

 

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