第92回 クロスバイクについて言いたい
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こんにちは。にしです。
Twitterの方ではご報告させていただきましたが、プロペルを手放して新車を購入することにいたしました。後ほど詳細を記事にします。
さてさて、今回はクロスバイクについて自分が考えていることを書いてみます。
昨今の自転車ブームでスポーツバイクの人気は急上昇し、スポーツバイクの中でも比較的低価格で街乗りメインで軽いサイクリングもこなせるクロスバイクはもう珍しい存在ではなくなりました。各メーカーも走行性能と見た目(特にカラーリング)どちらにも注力したバイクを発売しています。
そんなクロスバイク、メーカーに直談判したいくらい気に入らない(改善してほしい)パーツが2点あります。
まず一つ目はフロントトリプルについてです。はっきり言います。フロントに3枚なんていらないです。クロスバイクはもともとはMTBをオンロードで走れるようにサスをなくしたりして商品化されたものであり、MTBの名残であるフロントトリプルがいまだに残っています。今ではMTBでも使用されることが少ないフロントトリプル、なぜクロスバイクでは現在も主流なのでしょうか。
持論ではありますが、通勤通学で使いたい人は自転車の知識がほとんどない状態でショップに行くでしょう、その時にギアの枚数が多いほうが速く走れたり、楽には知れたりすると勘違いしてしまうのではないでしょうか。確かにロードバイクでもハイエンドなコンポはギアの枚数が徐々に増えていっています。それでも2×12ですし、街の中で使われるクロスバイクに3×8なんてオーバースペックすぎです。ギアをインナーロー(一番軽い組み合わせ)にした時なんでクランクが空回りしているんじゃないかというくらい軽くなりますし、全然進みません。また、フロントトリプルが厄介な問題を起こします。クロスバイクはやはりコスパがいいものがウケます。そうなると自然とパーツが廉価モデルにグレードダウンします。その代償が一番出るのがクランクです。ほとんどのクロスバイクのチェーンリングはフレています。酷いもの(ごく少数)だと見ると面白いほどフレているものもあります。要するに個体差が激しいのです。少し言い過ぎなきもしますが、生き物を触っているような感じです。フロントシングルにしたほうが予算を他のところに回すことができますしトラブルレス、軽量化につながりいいことだらけです。
2点目はブレーキ。コストダウンで狙われるパーツの一つですね。ノーブランドの製品を使用しているメーカーも多くあります。物がいいSHIMANO製にしてほしいですね。タッチが軽いですし、パーツが長持ちします。なぜ自転車の唯一の制動部品であるブレーキがコストダウンで廉価製品になるのかわかりません。Vブレーキは制動力がいいのでグレードが高くなったからと言って、格段に制動力が上がるとはいえませんが、ギアで浮いた分の予算をブレーキに使って「安全だし、制動力が高いです!」と謳ったほうが人気が出ると思います。
最近ではモデルチェンジの際にフロントシングルに変更するメーカーもあります。やはりユーザー、ショップからの意見が多いのでしょうか。
2020年モデルも出始めてかっこよくて使いやすいクロスバイクも出てきているので楽しみです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次は新車についての記事を出そうと思います。お楽しみに!