第129回 18きっぷ北海道一周旅行①
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こんにちは。にしです。最近はもう鉄道ブログになりつつありますが、今回も鉄道の記事です。
時は2020年1月、全世界でコロナウイルスが流行し、イベントの禁止令、小中学校が休校になりました。
日本では特に北海道が全道で感染者を出し、ニュースになっていました。しかし、コロナウイルスが流行し始める前から自分は北海道旅行の計画を立て始めていたため、中止をすることはできず、マスクを常時つけて、アルコール消毒液を持参して旅に臨むことにしました。
ここで大まかな計画を書いておきます。
北海道までは鉄路、もしくは空路のどちらかを想定していましたが、スケジュールの関係上、圧倒的に速い空路で新千歳空港から鉄道の旅を始めることにし、2泊3日で稚内、釧路を回ります。
3/2、朝5時台に最寄り駅を通る京王線に乗り、都営新宿線に乗り入れ本八幡、そこから京成線にのり、空港第2ビルでおりました。
今回はピーチ航空を利用します。ピーチ航空は格安航空が飛び立つ空港第3ビルで搭乗手続きをするので空港第2ビル駅からは10分ほど歩きます。1人で飛行機に乗ったことない自分は飛行機の乗り方をよく知らないので、係の人に聞きながらなんとか乗れました。片道6000円ということもあり座席の間隔は非常に狭く、食事のサービスもありませんでした。
9:20離陸、曇っていたので結構揺れましたが雲の上に行けば雲海が広がり、地上の景色が見えなくても空の旅を楽しむことができました。
すぐ寝たので何をしていたというわけではありませんでしたが、
11:10、定刻で新千歳空港に到着しました。生まれて初めて北海道に降り立ちます。今年、スキー場以外で初めて見る天然の雪、これからの旅が楽しみです。
空港を出るとすぐ列車の発車時刻をお知らせする電光掲示板があり、利便性は抜群です。初めて降り立ったため、コロナの影響で空いているのか、いつもこれくらいなのかはわかりませんでしたが、明らかに人は少なかったです。
とりあえず、吉野家で牛丼を食べ、すぐにみどりの窓口で効率よく旅ができるように要所要所で使う特急券とその区間の乗車券を購入します。
そして、11:45、予定より一本早い快速エアポート117号に乗ります。この車両は733系と言い北海道でしか使われていない車両です。
とりあえず札幌まで行きます。まず最初に思ったことは線路が果てしなくまっすぐということです。
車体が大きい、というのも北海道のホームは高さが低くそれに対応するため733系は車輪が小さい車両です。それに伴いボディーが大きくなっています。
あっという間に札幌に到着しました。屋根で囲われて、少しくらいホームは上越新幹線などのホームを想起させます。
ダイヤ改正前ということもあり、見たい車両がたくさんありました。今回のシリーズでは北海道の独特な車両、雄大な景色をお伝えするため、写真も文章も多めで行きたいと思います。
ダイヤ改正で見納めになった区間快速いしかりライナーです。快速通過駅の利便性を高めるためらしい。
12:45分札幌から普通江別行きに乗車し、函館本線を東に進んでいきます。、ここから本格的に旅が始まります。やっぱりみんなマスクをしています。
13:09、江別駅に到着。
一気に北海道らしくなってきました。
電車が到着することを知らせるメロディーが寂しい感じで雪とマッチしています。YouTubeで聞いてみてください!
調べるとと盲導鈴というものでした。
特急の通過を撮影し、そのあとに来た列車に乗って
13:44岩見沢に到着。特急も停車する大きな駅です。
馬の像がありました。駅名標の下に必ず、サッポロビールの広告がついているのでビールを飲みたくなります。
H100系の試運転が入線していました。この車両はキハ40の置き換えに使われる車両です。新しい車両が入ることは確かに快適になったり環境負荷を抑制することはできますが、古い車両が消えるということは鉄道ファンからすると悲しいものです。
14:03、岩見沢出発、ここまでくると田舎になってきました。
とりあえず撮ってみた伊納駅。
写真にはありませんが、この伊納駅の駅舎は貨物列車の車輪を取り外した小屋になっています。これは北海道で結構見られる光景です。
15:38、旭川に到着、札幌と同じような屋根がついている駅です。
柱が上につれて広がっていく独特のデザインで札幌よりかっこいいです。
発車まで2時間ほどあるのでラーメンを食べます。
やはり、旭川に来たらこのラーメンでしょう!
ラーメン青葉ですね!
醤油ラーメンなのですがスープとが非常の濃厚で自分の醤油ラーメンランキング暫定1位になりました。完成されたラーメンを食べることができて満足。
ここで失敗したのがコンタクトを2セットしか持ってこなかったこと、息をすると眼鏡が曇りますが、マスクを外すのはさすがに怖かったので限られた視界で歩きます。コンタクトは2日目最終日に使おう。
駅に戻りまして、次はこの旅の楽しみの一つキハ40型に乗ります。
左の窓にある「1736」は車両番号、車のナンバーのようなものです。
1700番台は駆動機関などをリフレッシュした延命工事車です。と言っても中身は変わらないといっても過言ではありません。東日本では急激に数を減らしらしていますが北海道ではまだまだ主役です。
16:38旭川出発
こんな感じのBOXシート、旅情あふれますね。
今回広角レンズを持ってきていませんでした。これが限界。
ガラガラです。
初めて北海道にきたので、これがデフォルトなのかもしれませんが。
だんだん暗くなってきて、常時トンネル状態になってきます。
エンジンの音だけが闇夜に響き渡ります。
18:27 名寄到着。
駅前に大きな温度計があるのですが、-5.2度でした。体に刺さるような寒さです。
北海道では列車発車別の改札をしています。というのも、東京ではいつでも好きな時に改札を超えることができますが、北海道では列車の出発の10分前くらいから改札が解放されホームにに入ることができます。冬ですと、ホームにずっと立っているのは体調を悪くなってしまうので安全の確保的にも合理的なシステムと言えます。なので列車が到着して、乗客がホームから駅舎の方に行くと誰もいなくなってしまいます。
寂しい感じが出ますね。でも雰囲気が出ていて自分は好きです。
いったんここで切ります。たぶんこのシリーズ、5本くらいになります。
ぜひお楽しみください!