第130回 18きっぷ北海道一周旅行2
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こんにちは。にしです。
旅の記録2回目、今回は名寄からです。
前回の記事にも書きましたが、外気が-5.2度だったので、歩くこと、ましてや、外で息をすることさえも、辛いです。
主要な駅には暖房が聞いた暖かい待合室がありますが、始めてきた土地、待合室でゆっくり待っているだけではもったいないので駅の外やホームを見ます。
表示盤等は新しいものが使われているにしろ、駅の構造は国鉄時代から使われているものなので、レトロとまではいきませんが、古めかしい感じがあります。
19:30名寄出発
時間もすぐにたち19:30に今日最後の普通列車に乗ります。普通列車は最後ですが、本当の最後は特急列車です。
この旅で初めて乗る、キハ54型気動車です。赤のラインが入っているとは、北海道感がないですが、国鉄時代からの車両、
自分がいつも利用するJR東日本なんて先日E231系が引退したばかりなのに、、
車両の中に入ると国鉄のマークが入った扇風機がありました。
BOXシートですが,キハ40のような垂直なシートではなく少しリクライニングしています。
これで音威子府駅まで1時間20分の旅です。
写真を見返すと1枚もとっていないので完全に寝てますね。それもそのはず、朝の4時起きでここまできているからです。
20:50、音威子府到着
「おといねっぷ」と読みます。
到着したキハ54の運転手に同僚が話しかけています。
音威子府駅は100年を超える歴史のある駅です。
駅名はアイヌ語のオ・トイネ・プ(河口・土で汚れている・もの)という意味だそうです。近くに天塩川があるからかな?あと、音威子府村は北海道で一番小さな村です。
ここは特急宗谷が停車する、JRの特急停車駅です、が、
駅前に店は何もありません、しいて言えば新聞屋さんがありますが、食料は自販機のものだけです。車も次の列車が来るまでの1時間弱で3台来たでしょうか。
旭川から何も食べていなかったので少し期待していました。ダメージが大きいです。とりあえずココアを飲んで駅で待ちます。
駅舎には音威子府そばという駅蕎麦屋さんがあり、結構有名で食べてみたかったのですが、コロナの影響で臨時休業していました。残念。
21:48、音威子府駅出発。
この度初の特急列車に乗ります。特急宗谷、旭川から日本最北端の駅稚内を結ぶ、日本で一番北を走る特急です。特急列車が稚内の最終なので新千歳空港駅で購入した乗車券と特急券を使い、稚内まで行きます。
旭川で気づいていたのですが、最終日に使う特急券の日付を間違えて購入してしまったので駅の窓口で交換したいのですが、次の日はキツキツのスケジュールでもしかしたら窓口で交換できないかもしれないので車掌さんに相談してみます。
入線は動画を撮ったのでこちらのURLからご覧ください。
ここから2時間特急に乗れるのは幸せです。ここまでいい座席はこの度では座っていなかったので、体が休まります。
ここで驚いたのが自由席が結構混んでいたこと、4両編成中自由席が1両しかないこと、最終列車であることが理由だと思いますが、普通列車とのギャップがすごかったです。
券札の時に相談したところ、「いいですよ。時間あるので。」と優しく対応してくれた車掌さんに感謝です。話をすると、車掌さんの印鑑を押してくれて、最悪、この券のまま乗れるように、内容を手書きで書き換えてくれました。そして最後に旅のお話になり、楽しんできてね。と言っていただけました。嬉しいね。
電車は定刻で発車しましたが、音威子府を出て10分くらいするといきなりの徐行運転をしだしました。「この付近、雪崩が発生しやすい区間ですので、徐行運転をしております。列車到着遅れますことをお詫び申し上げます。」と、初めて聞いた遅延理由です。これは許せます。
ここでも寝ました。
そして最後駅、稚内に到着、「本日は長時間のご乗車お疲れ様でした。まもなく日本最北端の駅稚内に到着です。お忘れ物の内容にお仕度ください。」という稚内でしか聞けない特別なアナウンスを聞くことができました。
23:47分、稚内到着。
ついに自分も日本最北端の駅に到着することができました。
駅はすごく新しい駅です。
乗車中に調べておいたセイコーマートに小走りで行きました。24:00閉店なので、最終で稚内を降りる方は急いでいきましょう。
大きい駅だと思ってが1面1線の駅でした。
歩道はいたるところに氷が張っていて歩くのが難しかったです。
寒いマイナス10度は行っていたでしょう。
ホテルは露天風呂があるドーミーイン稚内を利用しました!
このような、ご当地味0の夜ご飯を食べます。
そして楽しみの露天風呂!稚内で降りたときに車掌さんに教えてもらいましたが稚内は風が強い日が多いそうです。
露天風呂へのドアを開けた瞬間、全身に強風が刺さりました。そしてお湯が循環しているにもかかわらずぬるい!水面付近はお水になっています。周りに生えている草は真っ白に凍っています。お子様(?)向けのアヒルは凍り、石のようになっていていました。風はやむことを知らず、風呂から上がらないと凍死する恐怖から早く上がりたいと思い、立ち上がると同時に髪の毛を触ったらカチカチに凍っていました。
自然の怖さを少しだけ知りました。
部屋に戻り、身支度をして少しテレビを見て寝ました。
2日目は5:20発の普通列車に乗ります。起きれるかな!
今回はここで終わり。