第132回 18きっぷ北海道一周旅行④
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こんにちは。にしです。
稚内に行き、次の駅、寝坊をし始発に乗れなかったので、名寄まで特急を使い、普通列車を乗り継いで旭川まで戻ってきました。
次は石北本線を使い、2日目のホテルがある、釧路に向かいます。
12:04旭川出発、
キハ40に乗車新旭川から宗谷本線と分岐をします。そして、この度初の積雪。まさに北海道らしくなってきて、ますます旅が楽しくなってきました。
13:17上川到着。
近くには民家がたくさんあります。運転手さんも寒そうにしていました。
この車両は釧路運輸車両所の車両です。釧路寄りの専用の貫通扉にヘッドマークステイがついています。ちょっと傾いている気がしますが、そんなことはどうでもいいです。
もっと撮影を楽しみたかったのですが、
接近アナウンスなしに1番線に特急大雪が入線。
これに乗り遅れるわけにはいかないので写真奥の跨線橋を大急ぎで走って渡り乗車しました。
乗ったのは183系、国鉄時代からの車両です。ここで早速ふかふかの椅子に座り旭川で買ったお弁当を食べます。
「特急大雪」に乗るので「大雪寿し」を買いました980円。これは駅弁の既成概念を壊すようなおいしさです。冷めて固くなって美味しさが減少するというのがお弁当あるあるなのですが、そんなことは一切なくとってもサーモンが柔らかくおいしかったです。そして、かにやいくらも入っていて入っているご飯だけでは足りないようなくらいご飯が進みます。
この183系、東日本にも形が全く違う183系があります。しかし、東日本を走るのは183系「電車」で、北海道を走るのは183系「気動車」です。
国鉄の時代だとか書いてますが、この183系1500番台が作られたのは1986年、国鉄の分割民営化が87年なので1年しか国鉄時代を経験していません。しかも、JR北海道が経営主体であることを知って作られたそうなので、国鉄が作ったJRのための車両という位置づけでしょうか。
86年製というだけあって内装はだいぶ古いです、電光掲示板もなくゴミ箱ではなく「くずもの入れ」です。
トイレ向かいの洗面台には謎のエジプト風の模様が、
現在の特急列車とは一味変わった雰囲気です。
列車は遠軽駅で進行方向が逆になります。降りて、撮影をしました。
イルカの模様かと思いましたが塗装が割れてしまっています。サボのステイもかけてます。それもそのはず石北本線、上川から網走までは平成30年度で34億円の赤字、100円を稼ぐために必要な費用を示す営業係数は478です。つまり478円をかけて100円を稼ぐというこてで赤字が膨らむ一方です。ちなみに山手線の営業係数は平成28年で50.3円だそうです。
石北本線のデータはJR北海道のHPで確認しましたが、山手線の営業係数は東洋経済の記者が独自試算したものなので的外れなことはないと思いますが、読み流す程度でお願いします。
進行方向が逆になり自分が乗っている車両が先頭です。車両の中間に座っていましたが少し前面展望をすることができます。
少し寝ていると、、、
15:44、北見到着。自分の中の北見のイメージはカーリング。
やっぱりカーリングのストーンが乗ったポストがあります。
駅前は旭川並みに大きなビルが建っていました。
ホームにはキハ40の特別塗装車の紫水号が停車していました。他にも山明号もあります。
車両デザインについては、山は日に映えて紫に見え、川の水は澄んで清らかであることを表し、山や川の景色が美しい姿を表現しています(JR北海道のHPより)。北海道の山並みを表した車体ということですね。定期列車としても運転をしています。
次は台車などの足周りがピカピカのキハ40に乗って網走に向かいます。
今日はここまで!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今書いているのは、3/29、夏も北海道に行けるように早いウイルス収束を願います。