第113回 aiko巡り 「あたしの向こう」②
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こんにちは。にしです。
この記事を書いているのは2019年ですが投稿するのは2020年だと思います。
読者の皆様、今年もよろしくお願いします。
さて、記事は前回の続きです。
MVの撮影地をめぐり、自宅を目指して帰路につきます。
この日は風が強く、何とかして帰ろうと必死でした。
しかし、
走れない
ロードバイクを初めてこんな強風は初めてです。海が近いこともありますが、重心が高く、車体が軽いので操作不能に。ある意味「自動運転」です。
しかもこの地域は工業地帯なので、トラックの割合が多いです。風の勢いでトラックの方に吹き飛ばされたら....骨になって家に帰ることになるので無理せずに歩道を歩きます。歩くのもやっとです。
自宅まで40㎞ほど、帰れるのか?輪行袋を持ってきていませんし、そもそも超6は輪行ができません(ハンドルが90度切れない)。
クリートがどんどん削れて行きます。
夜に用事があり4時までに帰らないといけなかったので焦ってきます。
広い道路から住宅地の狭めの道路に移りゆっくり走っていきます。超6で巡行テストをしようと思ったのにそれどころではありません。
第一の関門、行徳橋です。橋は遮蔽物がないため風がダイレクトに当たります。行徳橋は片側1車線と少し離れて歩道があります。渡る前、奇跡的に無風になったので、車線を突っ切ることにしました。
橋にはある標識が
老朽化のため徐行、大型車通行禁止
え??そんな橋あるの?
といってももう戻れないので走っていきます。
橋の真ん中で悲劇が起こります。
突然の突風で操作不能になり立ち往生してしまいました。
車が通ることで設計されているために欄干が異常に低い。下は濁った川、ここで落ちるわけにはいかない。しかし自然は容赦しません。ビンディングシューズで踏ん張れない自分に強風がぶち当たります。
2019年で死をこんなに意識したことはなかったでしょう。
何とか橋を渡って走り続けますが風はやまず。
そして第2の関門、荒川の橋です。これは前回の経験から歩いて渡ることに。しかし行徳橋がトラウマで少しでも風が吹くと歩くのが怖くなります。
隣の橋は都営新宿線の線路です。
いつも使っている京王線の車両が走り去っていきました。なぜか安心。乗れるわけでもないのに。
この橋を渡り切ると東京都。不思議なことに橋を渡り切ると風が一気に弱くなり、いつも通りに走れるようになりました。なんなんだ千葉県、魔界じゃないか。
都心を通って家に無事帰ることができました。ちょっと遅刻したけれど。
怖かった。そしてディープリムが使いたくなくなった。4月までに手組するといったのはこのことがあったからです。
マビックのオープンプロにキングのハブ、サピムのスポークで組むのがいいですかね。30cが入ればいいんだけど。
なんやかんや、いろいろありましたが「aiko巡り」ほんとに楽しかったです!
他のロケ地も行ってみたくなりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
グランピーの動画を見ていたらdoppoっというバイクブランドを見つけました。
マジでかっこいいやん!太めのタイヤが入ってスタイルもいいです!でもムーツが欲しいです。