第94回 新旧プロペルで自転車の流行を考えつつ車の話題を少し。
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こんにちは。にしです。
だんだんと涼しい日も増えてきましたね。自分は11月に資格試験を控えているために走りたくても思い切り走れない日々が続いています。3本ローラーでも購入しようかなと思っています。
今回は2019年モデルと2020年モデルのプロペルを比較して何が変わったのかを見ていきます。そこから自転車業界の流行り廃りがわかればいいなと思います!
ではGIANTのHPの写真から見てみましょう
サイズはどちらも520で同じサイズです。フレーム形状の変化はありませんね。プロペルはフレームサイズが小さくてもトップチューブがホリゾンタルです。
カラーリングは好みですが自分は2020年の方が好き。
スペックを見ていきましょう。
ほとんど変わったところはなくて2020モデルはタイヤがCADEXブランドに、パワーメーターが新型にといった小さな変化があります。あれ、そんなに変化ないじゃんと思われた方、一つ大きな変化があります。
それは
ブレーキのディスクローターの大径化なんです!
写真で見ると「確かに大きくなったかな。」レベルですがやっとGIANTも他社合わせてきたのかという印象を持ちます。
2019年モデルでは前後140㎜のローターを採用していましたが、2020年モデルでは前が160㎜になりました。
他社では2019年モデルから普通に採用されていた組み合わせで購入当時からなぜ前後で径が同じなんだろうと思っていました。どちらが間違っているということではないと思いますが確実に前輪が160mm、後輪が140㎜の方がブレーキ効率が良いのですかね。
ここで少し車の話に移ります。もちろん話題はブレーキ。自動車のブレーキローターの径も基本的には前輪の方が大きいです。車に興味がない方でもご存じかと思う日産GT-R Premium editionは前輪が410㎜、後輪が390㎜です。一つだけだと説得力が弱いと思うので何台か、HONDA CIVIC TYPE Rは前輪が390㎜、後輪が305㎜です。
この2台の中でもCIVIC TYPE RはFF(フロントエンジンフロンドドライブ、前にエンジンがあって前輪が駆動する)なので4WDのGT-Rより後輪がより前後のローター径の差が大きいのです。またRR(リアエンジンリアドライブ、後ろにエンジンがあって後輪が駆動する)のポルシェ911Carreraは前後330㎜、MR(ミッドシップエンジンリアドライブ、エンジンが前輪と後輪の間にあって後輪が駆動する)のHONDAのビートになると後輪の方が径が大きくなります。ビートは珍しいパターンですが。
要するにディスクの径は重量がかかる車輪ほど大きくなります。
ここで一つ疑問が浮かんできます。
「自転車って後輪の方が重量がかかっているのではないか。」
そうなんです。自転車は後輪の方が重量がかかっています。なぜ、前輪のローター径のが大きいのでしょうか?車とは違い重量が軽い分、話が変わってくるのでしょうか?これはテレビの実況中継で聞いた話ですが、プロ選手は前輪ブレーキをメインに使っているそうです。ならメインで使う前輪のローター径が大きいのは筋が通っています。後輪のストッピングパワーが大きくなりすぎるとすぐにスリップするようになると考えれば後輪のローター径は140㎜がちょうどいいのですかね?と思ったら前後160㎜のロードバイクもありますね(リアクト、トップストーン他多数)。しかし後輪の方が大きい自転車はないです。やはり車と同じ考え方ではいかないのでしょうか?ますます気になるところです。
160㎜にするほうがストッピングパワーが向上するのは事実です。他のブログで見かけた記事によると「30%効きが強くなったような、、、」と書いてありました。感覚の話だったので20mで止まれるところが15mになるのかはわかりませんがすぐにわかるような違いなのでしょう。新車は前輪が160mm、後輪が140㎜なので違いを体感できるはずです!ますます楽しみになってきました!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
自動車メーカーのHPでブレーキローターの径を調べていたのですがなかなか書いている車種メーカーは少ないですね。どんな大きさのローターかなんてコンパクトカーやSUVを買う人は気にしないのでしょう。せめてスポーツカーだけは全車種書いてほしいところです。あと日産のHPは項目わけがしっかりされていて非常に見やすいです。あーGT-Rが買える大人になりたいなぁ。